潜在的なデメリットも多いが、微妙なら元の運用に戻すこともできるため、まずはチャレンジしてみる。
## 経緯
Noteの数が3000に到達し、分類が面倒になってきた。現在、分類にはディレクトリを使っているが、以下の問題がある。
- Noteを作成したあと、ディレクトリ移動を忘れることがある
- Noteの分類に悩むことが多くなった
- 分類が多い
- 1つの分類に収まらない
また、[[📚Zettelkasten-ドイツの学者がいかに信じられないほど生産的だったか]] を読んで、[[Zettelkasten]]や[[LYT]]の究極系 **『ディレクトリやタグではなく、ネットワークによる知識ベース』** に本気でチャレンジしてみたくなった。
## 提案内容
ディレクトリとタグに関するルールを以下の様に変更する。
- **知識ネットワークのNoteは`Notes/yyyy-Ww`配下に作成する**
- 例: `2021-44w`
- **知識ネットワークのディレクトリ・タグによる構造化を廃止する**
- 例: `AWS`
- **公開を前提としてまとめたディレクトリは引き続き利用する**
- 例: `📘Articles`
## 承諾した場合の結果
%%選択肢がある場合は複数書く%%
### メリット
- Note追加のハードルが下がる
- ディレクトリ内のファイル数が膨大になることは防げる
- **ディレクトリナシにしなかった理由の1つ**
- Weekly Recordになる
- [[👤Niklas Luhmann]]の[[Zettelkasten]]を体験できる
### デメリット
- ファイル名が冗長になる
- ファイル名だけで分かるという点はメリットにもなる
- 文章に自然挿入するのが難しくなる
- [[Evergreen Notes]]の実現が難しくなるかも
- ただ、[[PKM]]として自然挿入はそこまで重要ではない
- 機械的な分類ができなくなる
- ディレクトリやタグに頼った機械的なリストは作れない
- リンクで構築はできる
- 認識しているものから追加していけば支障はない
- [[LYT]]で言われているように自由度は上がる
- [[Obsidian Publish]]のサイドバーが見にくくなる
- 本当に公開目的のものはディレクトリにするから平気
- 毎週ディレクトリが変わる
- デフォルトロケーションも週のはじめに変更するだけなので大した負担ではない
- 既存Noteもスコープに入れると移行が必要
- 既存のデッドリンクが大量にできる
- [[PKM]]メインのNoteは公開目的でないため問題ない
- 一度に移行する必要はないので直ちに問題とはならない
- お試しでやってみて微妙なら戻すこともできる