[[アトミックノート]]を本のパーツとして使うという発想がある。[[👤Niklas Luhmann]]が[[Zettelkasten]]を使って、カードから58もの本を執筆したことは有名だ。この発想はエンジニアリングにおいて、ライブラリを作る/使うモチベーションに近いと思った。
複数のプロダクトを開発していると、どのプロダクトにも同じような仕組みが必要なことに気づくだろう。そのような共通部分を括りだし、ライブラリとすることで開発作業を効率化できる。逆に、複数のライブラリを先に思いついて開発し、それらを組み合わせることでプロダクトが誕生する場合もある。
執筆における[[アトミックノート]]と本の関係、開発におけるプロダクトとライブラリの関係、これらは成果物と手段が異なるだけであり、本質的には同じ概念なのだ。