[[Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)|Anker 737 Power Bank]]を使ってみたレビュー。
## 購入の経緯
たまたま重なったのだ。3つの偶然が。
[[Twitter]]を見ていたら、[[Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)|Anker 737 Power Bank]]が少し前まで25%引きでお得だった的なツイートを見て興味をもったのが発端。なおセールは終わっていたので金額は関係ない。
2つ目の偶然はちょうど先日にコワーキングスペースで電源切れによる嫌な思いをしたこと。その日はたまたま混んでいて電源のある席が確保できず、作業を始めたものの、かなりキリの悪いところでバッテリー切れによる作業終了となってしまった。給電なしでも3時間くらい使えるので深刻ではないが、できれば5時間くらいは気にせず使いたい。
そして最後の偶然は、たまたま東京ミッドタウン八重洲のAnker Store付近を歩いていたことだ。すぐに現物を確認でき、購入したければその場で購入できるという運命のいたずら。
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<img src="https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/assets/img/favicon.ico" class="link-card-site-icon"/>
<span class="link-card-site-name">www.yaesu.tokyo-midtown.com</span>
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<p class="link-card-title">Anker Store | ショップ&レストラン | 東京ミッドタウン八重洲</p>
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東京ミッドタウン八重洲公式ウェブサイト。東京ミッドタウン八重洲は、ショップ&レストラン、オフィス、バスターミナル、屋上テラスが集約された、東京駅直結の複合施設です。
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<a href="https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/shop-restaurant/detail/90600"></a>
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実際に店舗に足を運んでみて**その重量と大きさには躊躇させられた**けど、**入出力共に最大140Wまでサポート**というクレイジーで唯我独尊なキャラクターの魅力には勝てず、購入してしまった。
![[2023-07-23-18-26-51.jpg|frame-verticle]]
## 使用1日目
まずは試しに色々なモノに使ってみたけど、**ディスプレイで消費電力が表示されるのが楽しい**。今までは消費電力や電圧の知識はありつつも、実際にどれくらいのパフォーマンスを出せているのか全然分からなかったので雰囲気でやっていた。だが、[[Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)|Anker 737 Power Bank]]を使うとそれが数値で分かるので安心感が違う。
![[2023-07-23-18-26-30.jpg|frame]]
[[New Precision 5470]]を付属の140W対応ケーブルで充電
ただ、現時点では付属の140W対応ケーブルを使っても、電力表示が100Wを超えたのは見たことがない。
バッテリーの充電は[[AUKEY PA-B6S BK]]のパソコン用出力端子から行った。電力は80~90W程度。1秒に0.01%くらいのペースで充電された。1%に1分30秒くらい。1時間で40%くらいだろうか。40分ほど充電したら[[AUKEY PA-B6S BK]]がアツアツになってしまったので、機器にはあまり良くない気がした。条件があって150Wの電力が使えれば公称の通り、1時間足らずでフル充電はできそう。ただ、その方法がまだ確立できていないのと、アツアツさが少し心配である。30W未満でのんびり夜充電すればいいのでは...という気がした。
なお、140Wで充電するには以下の充電器を使えば良さそう...
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<span class="link-card-site-name">Anker Japan公式サイト</span>
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<p class="link-card-title">Anker 717 Charger (140W) | USB PD 3.1対応 最大140W出力が可能なUSB急速充電器</p>
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Anker 717 Charger (140W) ならAnker (アンカー) Japan公式サイト。最大140Wの超高出力で、MacBook Pro (16インチ、2021)を含むさまざまな機器へ急...
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<a href="https://www.ankerjapan.com/products/a2341"></a>
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と思ったのだが、この商品は品切れで次期入荷未定となっている。[[Amazon]]のレビューを見る限り、欠陥品のようなコメントが複数あったので、実質の不良品で販売停止なのかもしれない。[[Anker]]の充電器で1つの端子から140Wの電力を充電できるものは他にないので、しばらくはチャレンジすることもできなそうである。
主な目的としていたノートパソコンへの給電についてだが、ノートパソコン本体のバッテリー残量が100%、モバイルバッテリーの残量が100%の状態で、挿しっぱなしで利用してみた。電源モードは『最適なパフォーマンス』なので最も電力を使うモード。結果は以下の通り。
| 経過時間 | モバイルバッテリー残量 |
| -------- | ---------------------- |
| 0分 | 100% |
| 26分 | 94% |
| 80分 | 77% |
| 110分 | 64% |
この調子だと3時間以上は使えそうである。[[New Precision 5470]]のバッテリー容量は72hWであり、19500mAhほど。[[Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)]]のバッテリーは24000mAhなので、数字的にも妥当な結果だ。
なお、モバイルバッテリーの体積が大きいだけあって、モバイルバッテリーの本体がアツアツになることは全くなかった。温かくもならない。
1日目のまとめは以下の通りだ。
- 持ち運びの重さ/大きさは予想通り
- 毎日持ち運びたくはないけど、PC使うときはセットで持っていくかくらい
- 電池の持ちは予想通り
- ディスプレイで電力分かるのは思った以上に楽しい
## 使用2日目
外出先のコワーキングスペースでPC ([[New Precision 5470]]) を充電するために利用してみた。
| 時間 | PC状況 | PC回復量 | モバイル減少量 |
| ---- | ------------ | -------- | -------------- |
| 23分 | スリープ状態 | 21% | 17% |
| 37分 | 普通に利用 | 34% | 46% |
まとめると以下のような感じ。PCの利用方法にもよるので一概には言えないけど。(動画や音楽鑑賞はせず、事務作業した場合)
- PCスリープ時も利用時も1分で1%弱回復する
- モバイルバッテリーはPCスリープ時、1分で1%弱減少するが、PC利用時は1.5倍消費する
なお、モバイルバッテリー本体の温度は充電完了時に31℃だった。