今日は2021年5月30日。4月の終わりにMonthlyプランで[[📜2021-04-29 Obsidian Syncを試す]]ことにしてから1ヶ月が経った。もはやこれナシで[[Obsidian]]を使う気になれないため、Yearlyプランにグレードアップした。
1ヶ月前と比べて感じたことを書いておく。
## 同期できないファイル/ディレクトリについて
`.obsidian`ディレクトリは[[Obsidian Publish]]に必要なファイルが同期できない件について、不便だけどクリティカルではないと思っている。
PC同士の同期については[[Box Drive]]と[[シンボリックリンク]]でカバーできている。詳しくは以下を参照。
- [[📜2021-04-29 Obsidian Syncを試す#obsidianの管理について]]
- [[📜2021-04-29 Obsidian Syncを試す#publish]]
一方、モバイルでの同期には対応できていない。可能か不可能かは確かめていないが、[[Box Drive]]は制約が多いため特に[[Android]]では厳しそう。ここは公式の対応を待つしかない。これによるデメリットは以下。
- モバイルでpublishするとき、[[📜2021-04-29 Obsidian Syncを試す#publish]]のリストに対する変更を無視する必要がある
モバイルで大幅な変更をすることはほとんどないため、判断できる状態には留まっている。また、同期せず直接ファイルをコピーすれば変更点は消える。[[publish.css]]と[[publish.js]]はそこそこ変更されるので、そこだけ気をつけたい。
## 同期速度
当初は同期速度がかなり遅く、接続エラーもたまに発生していた。最新版ではストレスを感じない程度のスピードになっている。
[[Obsidian Sync]]を使わず、[[Box Drive]]や[[Google Drive]]、[[Dropbox]]などのマウントできるオンラインストレージを使う方法もある。しかし、そこには[[📝マウントされたオンラインストレージにVaultを配置するとObsidianの速度が劇的に遅くなる]]という致命的問題がある。**私にとってこの問題は[[Obsidian Sync]]を使うことを決心した最も大きな理由だ。**
## 同期頻度
当初は2秒おきにsyncされるのが気になっていた。通信量や4GBのストレージ制限(履歴データ含む)があるからだ。ただ、最近は細かいことを気にしなくなった。
万が一容量が足りなくなったら開発サイドに相談する予定。バックアップは別の方法で行っているため過去のデータは消えてしまって構わない。
## その他
無料のオンラインストレージが多数存在する中、[[Obsidian Sync]]を使う最大のメリットは**公式がサポートしていること**だろう。それは公式だからというだけではない。常に我々をワクワクさせてくれるだけでなく、高品質なアプリケーションを提供し続けてくれる[[Obsidian]]の開発チームを非常に信頼しているからだ。Thanks!!