## 背景
[[mise]]は取得した各ツールのバージョンをキャッシュしているため、ツールの新しいバージョンがリリースされても、`mise ls-remote`で新しいバージョンが表示されないことがある。
## バージョン取得方法
2通りの方法がある。
### CLIキャッシュ
`mise`のCLIで24時間キャッシュを保存している。1日のはじめに `mise list` コマンドなどを実行したときは10秒以上待たされるのに、2回目以降は即座に表示されるのはCLIキャッシュが効いているため。
言い換えると **`mise list` のようなコマンドを実行してから24時間以内にアップデートされたツールの新バージョンは、24時間後まで表示されない**。これを意図的にクリアするにはCLIコマンドを実行すればよい。
```console
mise cache clear
```
### mise-versions.jdx.dev ホストで管理
[[mise]]は`mise-versions.jdx.dev`配下で各ツールのバージョン一覧を管理している。たとえば、[[Bun]]のバージョン一覧を取得するには以下のコマンドを実行すればよい。
```console
curl https://mise-versions.jdx.dev/bun
```
`mise-versions.jdx.dev` で配信しているのは以下のような理由があるため、普段は設定をいじらない方がいい。
- ツールバージョンを取得するために利用する[[GitHub REST API]]のアクセス数を減らし、[[Rate Limit]]を回避するため
- バージョン取得処理を高速化するため
`mise-versions.jdx.dev`の反映を待てず、どうしても最新バージョンを直接指定してインストールしたくない場合は、`MISE_USE_VERSIONS_HOST=0`を指定することでオリジナルのバージョンを取得できる。その場合は、[[mise]]アップデート用の作業ディレクトリを作成し、以下のコマンドで設定を追加するといい。
```console
mise set MISE_USE_VERSIONS_HOST=false
mise trust
```
その後、`mise cache clear`でCLIキャッシュを削除し、`mise list`などのコマンドを実行するとツールのバージョンが最新化される。ただ、特定のツールを最新バージョンにしたいだけなら、`mise list`のように全ツールのバージョンを取得せず、以下のようなコマンドにしておくのが無難だろう。
```console
mise up bun@latest
```