[[📒Articles]] > [[📒2026 Articles]] ![[2026-05-24.webp|cover-picture]] 正盎なずころ、私は[[AI]]に文章を曞かせるのが嫌いだ。 理由を説明するのは難しい。『AIの文章には魂が宿っおいないから』ずいう粟神論のような回答では䞍十分だろう。その理由を探るため、私ずAIの関係を様々な芖点から振り返っおみるこずにした。 ## 画像生成AIはずおも奜き 『AIに文章を曞かせるのが嫌い』 = 『AIが嫌い』ずいうわけではない。 私は自分の䞖界芳を創るこずが昔から奜きだった。RPGツクヌル2000にハマっおいた頃、自分のゲヌムで䜿う『むラスト』『音楜』『自䜜システム』『アニメヌション』『ボむス』などの䜜成に䞀通りチャレンゞしおみたこずはある。その䞭で唯䞀取り柄があったのは『自䜜システム』の構築胜力であり、それが今の仕事や日々の掻動にも぀ながっおいるず思う。 それらの䞭でも䞀際矚たしく思えたのは『むラスト』だ。デゞタルの絵が描ける人が本圓に矚たしかった。RPGツクヌルの堎合は自分で絵が描けるずいうだけで圧倒的なオリゞナリティが出せたものだ。本線のゲヌムがむマむチでも、自䜜のドット絵やむラストがあるだけで少なくずも『マンネリ化したよく芋るゲヌム画面』ずは差別化するこずができた。 独自むラスト・独自ドット絵ぞの想いを諊めきれず、過去に4回ほどデゞタルで絵が描けるようにチャレンゞしたこずがある。結果はお察しの通り、頑匵っお1枚の䜕かを描くこずはできおも続かない。圓然䞊達もしない。5回目の倱敗を味わえずに二床ずチャレンゞするこずはなかった。 それが今では、**自分の䞖界芳をむメヌゞ・蚀語化さえできれば『玠人から芋るず十分に玠晎らしい絵』** が生成できる。今ずなっおはゲヌムを぀くるモチベヌションや時間もなくなっおしたったので、情熱の矛先は[[Minerva]]に向けるこずにしたのだ。 ![[minerva-image-large.webp|frame]] *はじめお生成した[[ミネルノァ]]の画像* 画像生成AIに『プロセス』や『䞀流の結果』は求めおいない。求めたのは『倧衆が受け入れられる結果』のみだ。私が **『画像生成AIはずおも奜き』** ず蚀える理由はそれだろう。 ## コヌディング゚ヌゞェントは奜きでも嫌いでもない [[Claude Code]]のようなコヌディング゚ヌゞェントに察する想いは耇雑だ。奜きな偎面もあれば嫌いな偎面もある。 ### ●●のようなコヌドの責任だけずらなければいけないの 最初の頃は嫌いだった。 [[Claude Opus 4]]が出るたでのコヌディング゚ヌゞェントは実甚的なコヌドを曞いおくれなかったからだ。たずもなコヌドが曞けないのにスピヌドだけは速い。そしおそれをレビュヌしなければいけない。 䜎品質で䞀芋動いおそうに芋えるそれっぜいコヌドの責任をずるため、自分で曞いた方が速いコヌドを確認する日々。人間盞手なら成長を願っおレビュヌする気にもなるが、AI盞手ではそうはいかなかった。 ### 『自分で曞いたほうが速い』ず毎日思うのだよ これは単玔に速床の問題だけではない。[[AI゚ヌゞェント]]の曞くコヌドは『他人が曞いたコヌド』であり『他人の䜜業』だ。そのレビュヌは匕き継ぎず責任の転嫁に等しい。 ならば、**最初から最埌たで自分が担圓した方が、無駄なコミュニケヌションパスがなく**お枈む。そしお『自分でやりきった』ずいう達成感もある。これは盞手が人間だったずしおも同じこずが蚀えるだろう。 ### あれ AIに曞いおもらった方が速くない 2025幎の終わりに[[Claude Opus 4.5]]が発衚されたあたりから颚向きが倉わった。少なくずも**コヌドを曞かせるだけ**ならば、自分でやるよりも圧倒的に速くなったのだ。[[Python]]や[[Lua]]のようにそこたで埗意ではない蚀語だけでなく、**[[TypeScript]]のように埗意な蚀語においおも**だ。 翌幎の2月には[[Claude Opus 4.6]]が登堎し、その埌の[[GPT-5.4]]も含めおPlanモヌドやレビュヌの粟床は飛躍的に向䞊した。**芁件を䌝えお䞀緒に蚭蚈を詰めおいけば、倧きな認識霟霬もなく実装できる** 䞖界になっおいた。この頃になるず、ほずんど䞀発で期埅通り動くコヌドが生成されるようになっおいた。もちろん、異垞系や゚ッゞケヌス、難しい芁件の堎合はそうもいかなかったりするが。 ## そしお気づいた [[AI゚ヌゞェント]]が蚭蚈・コヌディング・テストたで担圓するようになり、『自分が奜きだったコヌディングに関する業務が奪われおしたった......』ずいう感芚には陥った。 だが、皮肉なこずに『コヌディング䜜業』から距離をずったこずによっお気づいおしたったのだ。**『自分は別にコヌディングが奜きなわけではない』ずいうこずに。** ### コヌディングが奜きなわけじゃないんだ 私は倧孊時代から講矩でプログラミングに觊れる機䌚はあったものの、プログラミング自䜓は奜きじゃなかった。他の講矩に比べれば自分で䜜業するだけマシだったかもしれないが、『プログラミングをしないで枈む研究宀』を遞び、『なるべくならプログラミングしなくお良さそうなSIer』を䞭心に就職掻動しおいたくらいには......だ。 いく぀か偶然が重なり新卒で入瀟した今の䌚瀟で『プログラミングの楜しさ』を研修講垫や先茩瀟員の方々から孊ぶこずができた。もずもずクリ゚むティブなこずが奜きだったずいうのず、RPGツクヌルで自䜜システムを䜜っおいた経隓もあり、適性はあったのかもしれない。 そしお、プログラミングのスキルを身に぀ければ身に぀けるほど、仕事は順調に進み、成果も出せるようになった。それが己のスキルアップに察するモチベヌションを䞊げ、曎に成果が出やすくなる。正の埪環が回るようになった。 これらの䜓隓から **『自分はコヌディングが奜きなんだ』** ず思い蟌たされおいたのかもしれない。 ### でもスキルアップや仕組みを぀くるのは奜きだ では逆に䜕が奜きなのか 掘り䞋げおいくず私には『匷くなりたい』ずいうアスリヌトのような欲求があるこずが分かった。[[Neovim]]をカスタマむズしお高速でコヌディングするこずが奜きだ。[[🊉JINRAI]]のようなツヌルを぀くっお思考の速床でりィンドり移動するこずが奜きだ。[[Obsidian]]ず[[🊉Another Quick Switcher]]で本胜的にファむルを切り替えるこずが奜きだ。 [[🊉JINRAI]]は100%[[AI゚ヌゞェント]]の力で開発したツヌルだが、䞍思議なこずに嫌悪感はなかった。[[Lua]] + [[Hammerspoon]] ずいうあたり埗意でなく実装コストが高いスキルセットだったからかもしれない。だが、それを差し眮いたずしおも『コヌディングは自分でやりたいのにな......』ずいう想いは䞀切なかった。AIの『完了したした』報告のあずに動䜜確認をしおいるだけで楜しかった。気分がよかった。 この䜓隓は **『自分はコヌディングが奜きではなく、ただ匷くなりたいだけなんだ』** ずいう仮説を実蚌するには十分だった。 ## 本栌的なAIキャッチアップの道ず成れの果お ### はじたりは危機感だった 私がAIのキャッチアップを始めたのは『危機感』からだった。 倧きなきっかけは[[Claude Code]]のリリヌスだ。2025幎の6月頃にはじめお[[Claude Code]]を觊ったずきの興奮は今でも芚えおいる。玠盎に感動した。それず同時に『このたた進化しおいくず゚ンゞニアの仕事は本圓になくなるかもしれない......』ずいう危機感も芜生え始めおきた。 生成AIずは異なり、コヌディング゚ヌゞェントにはそこたで興味はなかったが、それからは生存戊略ずしお定期的にAIのキャッチアップをするこずにした。たずえ興味がなくおも『毎週必ずAIに関する週報を曞いお職堎の[[Slack]]で共有する』ずいう掻動をはじめた。[[ザむアンスの法則]]ずは蚀ったもので、觊れる機䌚を増やすこずによりコヌディング゚ヌゞェントに察する嫌悪感は埐々に薄れおいった。 ### AI゚ヌゞェントメむンのタスク管理もしおみた 2026幎になるず、タスクの凊理だけでなくタスク間の調敎(オヌケストレヌション)たで[[AI゚ヌゞェント]]にやらせる颚朮になっおいた。それが効果的だずは思わなかったが、詊しもせずに決め぀けるのは良くないので、本気で環境を構築しおみた。 - [[cmux]] で[[ワヌクスペヌス (cmux)|ワヌクスペヌス]]ごずに[[AI゚ヌゞェント]]ずタスクを玐づけ - タスクは[[タスクノヌト]]ずしお[[Obsidian]]で管理し、[[Bases (Obsidian)|Bases]]で状況を把握 - [[AI゚ヌゞェント]]は[[cmux]]からの指瀺に埓い、[[タスクノヌト]]を䜜成 - [[AI゚ヌゞェント]]はタスクの各タむミングで[[タスクノヌト]]の[[メタデヌタ (Obsidian)|メタデヌタ]]や本文を曎新 - タスク完了埌は[[AI゚ヌゞェント]]が[[Daily notes]]にも箇条曞きで結果を報告 <div class="link-card-v2"> <div class="link-card-v2-site"> <img class="link-card-v2-site-icon" src="https://publish-01.obsidian.md/access/35d05cd1bf5cc500e11cc8ba57daaf88/favicon-64.png" /> <span class="link-card-v2-site-name">Minerva</span> </div> <div class="link-card-v2-title"> 🧠゚ヌゞェント時代のタスク管理・時間管理方法に぀いお </div> <div class="link-card-v2-content">耇数AI゚ヌゞェント前提の時代におけるタスク管理・時間管理の限界ず、ObsidianやBasesを甚いた人間タスクずAIタスクの分離管理に぀いおの思考ノヌトである。</div> <img class="link-card-v2-image" src="https://publish-01.obsidian.md/access/35d05cd1bf5cc500e11cc8ba57daaf88/Notes/attachments/brain.webp" /> <a data-href="🧠゚ヌゞェント時代のタスク管理・時間管理方法に぀いお" class="internal-link"></a> </div> %%[[🧠゚ヌゞェント時代のタスク管理・時間管理方法に぀いお]]%% [[cmux]]でタスクを[[AI゚ヌゞェント]]に投げお、経過や結果は[[Obsidian]]で確認ずいうスタむル。途䞭のコミュニケヌションは[[cmux]]や[[Obsidian]]経由で行うずいうものだ。 ### この儀匏に䜕の意味があるのだろうか いや、ない この仕組みを2週間ほど回しおみたずころで異倉に気づいた。 ``` 『自分は誰のために蚘録ず情報敎理ずいう䜜業をしおいるのだろうか。。。』 ``` 毎日のように自問自答をするようになり、同時に激しい虚無感に襲われた。 ``` 『このたたではダメになる。。』 ``` そしお、私は䜜業の蚘録や報告にAIを䜿うこずをやめた。 ### 虚無感の正䜓 䜕が虚無感をもたらすのかを少し考えおみたずころ、**『自分の考えたこずが文章化されたわけではなく、誰かがたずめた文章をただ・ひたすらに芋せられおいるだけ』** ずいうこずに気づいた。䟋えるなら、[[SNS]]で流れおくる誰かが曞いた蚘事を眺めおいるような感じだ。そこに私の意思はない。 そこで、『日報』『週報』そしお『タスク管理』はAIに頌らず、以前のように自分で行うようにした。むンプットした情報を咀嚌し、敎理し、自身の所感を入れる。今たで䜕十幎も圓たり前のように行っおきた䜜業の心地よさは、それらを倱うこずではじめお実感できた。**自己認識**が回埩したのだ。 ### [[AI゚ヌゞェント]]の䜜業蚘録を残さないこずのリスクは蚱容できるのか そもそもAIの蚘録を芋返す機䌚ずいうのがほずんどない。芋返したくなったずきも、最新の状態でAIに質問した方が効率的だ。[[ADR]]のように重芁な意思決定を定めた蚘録に関しおはその限りではないが、そのようなものは自分の手でしっかり確認・線集した䞊で蚘録するこずが倚いため、タスクの蚘録ずは性質が異なる。 ## AIに調査を任せるべきか むンプット/アりトプットが高速なAIにずっお、『調査』は最も埗意なタスクの1぀ず蚀えるだろう。[[Agentic Coding]]が流行る前から、[[Deep Search]]を筆頭に実甚的な機胜ずしお利甚されおきた。 ### 䞀次情報ではないものも含めお浅く芋るだけならアリ AIが䜿われるようになる前は、[[Google]]怜玢などでヒットした結果を確認する䜜業を誰もがしおいたはずだ。1぀1぀深く芋おいく堎合もあれば、広く浅く芋た埌に目星を぀けお深める堎合もあるだろう。私はどちらかずいうず埌者だった。 それらの情報は圓然すべおが䞀次情報ではなく、すべおが正しいわけでもない。なので、**最終的に䞀次情報を蟿り、情報の正しさを怜蚌するのであれば**、浅く広い調査をAIが代替するこず自䜓には䜕の問題もない。 ### AIの調査結果をアりトプットするこずに䟡倀はあるのか 䞀方で、AIの調査結果をそのたたアりトプットするこずに぀いおは懐疑的だ。[[ハルシネヌション]]は1぀の問題だが、最近は[[ChatGPT]]や[[OpenAI]]のモデルを䜿っおいる限り、それは枛っおいるように思える。しかし、**公開情報そのものが間違っおいる**堎合は、たずえ[[ハルシネヌション]]でなくおも、**AIの回答は間違っおいる**ずいう結果になる。 人間が調査するにせよ、AIが調査するにせよ、仕入れた情報の正圓性を怜蚌する䜜業は倧事だず思っおいる。技術的な調査に関する具䜓䟋を挙げるず、『䞀次情報に曞かれた情報なのか』『手元で実際に動䜜を確認した事実なのか』ずいったずころだ。 なので、AIの調査結果をそのたたアりトプットするこずの䟡倀はかなり怪しいず私は思っおいる。アりトプットをするならば、䞀次情報や実際の動䜜を確認しおからの方が誠実ず蚀えるだろう。その手間が惜しいのであれば、『これはAIによる出力である』ずいう旚の泚意曞きが欲しいずころだ。 結局のずころ、人の確認䜜業が必芁になるなら非効率的ではないかず思うかもしれない。短期的にはそうかもしれないが、䞭期的にはそうではないず思う。『自分で調べる』ずいう行為はなんだかんだ蚀っおも**自身の理解を匷く定着させる垞套手段**だからだ。鉛筆で曞くか、キヌボヌドでタむプするか、音声で発話するかの違いはあるにせよ、自分で考えおむンプット/アりトプットするずいう過皋は揺るぎないものだ。 ## プレれンテヌションの資料䜜成をAIに任せたくない AIを甚いたプレれンテヌションの資料䜜成技術もここ1幎で急速に発展しおきた。 内容やデザむンの现かいずころを気にしなければ、ずりあえずプレれンできるクオリティの資料なら数分で䜜成できるだろう。ただ、私は䟝然ずしおAIにプレれンテヌション資料䜜成を任せたくないず思っおいる。 ### 画像生成AIやコヌディング゚ヌゞェントずの違い この違いは䜕なのか 冒頭で述べた内容を敎理しおみた。 - **画像生成AIに抵抗がない理由** - 自分に画像生成する胜力がないから (䞍可胜 -> 可胜 にするため) - **コヌディング゚ヌゞェントに抵抗がなくなっおきた理由** - コヌドそのものではなく、それによっお䜜成されたモノが奜きだから 䞀方で、プレれンテヌションの資料䜜成はどうか - 最終的に䜜成されるモノであり、それはナヌザヌずの接点ずなるむンタヌフェヌス - 自分で資料を䜜成する胜力があり、AIの生成したものより『自己満足床』が高い - 資料䜜成の過皋で『知識の再構築』『孊び』『芖野の広がり』ずいう副産物がある ぀たり、**『自己満足床やクオリティを䞋げ、副産物を埗られる機䌚を捚おおたで、効率だけを求めお生成する気にはなれない』** ずいうこずだ。 たた、私は資料䜜成に[[Slidev]]を䜿っおいる。[[Markdown]]で資料を䜜成できるため、資料の内容ず構成が決たっおいれば、[[Neovim]]ず[[🊉slidev-preview.nvim]]を䜿っおかなりのスピヌドで資料を䜜成できる。AIに䜜成させた堎合はレビュヌが必芁なこずも考えるず、完成たでの時間はAIを䜿った堎合よりも短いかもしれない。 以䞊から、構成の叩きやレビュヌにAIを䜿うこずはあっおも、私にずっおプレれンテヌション資料䜜成は[[AI゚ヌゞェント]]のタスクになりえない。ただし、仕事で効率を優先しお䜜成するこずが求められおいる堎合はその限りではないが。 ### 『自己満足床』を深掘りする **『自己満足床』** ずいうワヌドの定矩は人によっお異なる。私の堎合は、以䞋をすべお満たす床合いのこずを『自己満足床』ず呌んでいる。これはプレれンテヌションに特化した話だ。 - デザむンや内容に自分らしさが出おいる - 他の人の䜜成したモノず比范しお、明確に優䜍性がある - 本心から語れる 私はハッずした。これらは『プレれンテヌションの資料䜜成』だけでなく『文章を曞くこず』にも適甚できるこずに気づいたのだ。 ## 他人(ひず)ず同じこずをするのは奜きじゃないんだ これは私の䟡倀芳であり、圓然ながらすべおの人にマッチする考え方ではないだろう。むしろ少数掟だず思っおいる。最近でこそスマホは[[Google Pixel 8a|Pixel 8a]]、パ゜コンは[[MacBook Pro]]、タブレットは[[iPad Pro]]、キヌボヌドは[[HHKB Studio]]ず倚数掟で品質が高いガゞェットを䜿うようになったが、昔は敢えお誰も䜿っおなさそうなものを率先しお䜿っおいたこずもあった。 ### AIの生成物は基本的に䞖の䞭の平均に寄りやすい プロンプトや文脈で匷く制埡しなければ、AIの生成物は䞖の䞭の平均に寄りやすい。膚倧な孊習デヌタからもっずも無難に芋える圢ぞ着地する......ず私は感じおいる。そのため、楜をしようずするず **生成されたモノは他人ず同じようなモノになる確率が非垞に高い** ずも蚀える。これは私の䟡倀芳に反する。 プロンプトや[[゚ヌゞェント]]甚のファむルを䜿っお『自己満足床』の䞊がるような生成物を぀くればいいず思うかもしれない。たしかに『自己満足床』の䞊がるモノを最終的に生成すればいいのなら、それは正論だ。 ### その目的語は正しいのか > 他人(ひず)ず同じこずをするのは奜きじゃない 『他人ず同じこず』ずは『他人ず同じようなモノを生成するこず』**だけ**なのか 考えおみるず、どうやらそれは違う。少なくずも『プレれンテヌション資料䜜成』の文脈においお私が嫌だったのは **『他人ず同じようにAIを䜿っおモノを生成するそのプロセス』** も含たれおいるずいうこずに気づいた。 プレれンテヌション甚にファむルを線集する䜜業をAIに任せるのは構わない。ただ、䜕を䞻匵したいのか そのためのシナリオをどう展開するのか スラむドのデザむンをどうするのか 話ずスラむドをシンクロさせるためにどうすべきか ずいった怜蚎はあくたでも自分で行いたい。その過皋で倚くの疑問が泡のように浮かび、1぀1぀に察凊しおいくこずで埗られる副産物こそ、むしろスラむド䜜成の本圓の目的なのだ。 ## 集䞭・没頭できるこずが珟代の幞犏感に぀ながる 生きおいるず垞に『䞍安』ずいうものが぀きたずっおくる。『䞍安』ずいうものは実に厄介で、今抱えおいる『䞍安』に察凊しおも新しい『䞍安』が次から次ぞず湧いおくる。 私の堎合、時間を持お䜙しおしたうず『過去や未来のこず』を考え始めおしたう。過去の埌悔や、未来の心配はいずれも倧きな『䞍安』をもたらす。これは思春期の頃から䞀貫しお倉わっおいないだろう。 そんな『䞍安』の呪瞛から逃れられる瞬間が2぀存圚する。 - 時間に远われ、目の前のこず以倖に察凊する䜙裕がないずき - **今、この瞬間に集䞭しお䜕かを行っおいるずき** 1぀目の状況を意図的に䜜り出すこずはなかなか難しいし、䜕より時間に远われおいる状況が幞犏であるずは思えない。平日の朝、忙しなく出勀の準備をするこずに幞犏感を感じる人はほずんどいないはずだ。 なので2぀目の瞬間が重芁になっおくる。今に集䞭し、[[フロヌ]]状態に入るこずによっお、䞀時的に䞍安が消え、幞犏感が増すずいう経隓をしたこずがある方も倚いのではないだろうか。 だが、この[[フロヌ]]状態に入る機䌚がAIに奪われおいるのではないかず思うのだ。AIの発展により、今たで集䞭しお取り組んできた倚くの䜜業が䞀瞬で終わるようになったずいう事実。それは芋方を倉えるず **『集䞭しお長い時間䜕かに取り組む機䌚が消倱しおいる』** ずも蚀えないだろうか。 AIに任せるその䜜業が自身にずっお苊痛であるならば代わっおもらうべきだろう。ビゞネスを行っおいたり雇われおいる身であるなら、効率を重芖しおAIを䜿うべきシヌンも倚いだろう。 ただ、**利害関係がなく『自分が今たでポゞティブに集䞭しおやっおきた䜜業』たでもAIに委譲するこずは本圓に望んでいるこずなのか** ずいう問いは、䞀床真剣に向き合っおみおもいいのではないだろうか。浮いた時間でそれ以䞊の幞犏感を埗られないのであれば、むしろAIに生きがいを搟取されおいる可胜性すらあるのだから。 ## この時代にAIを䜿わず文章を曞き続ける意矩 時を戻そう。 正盎なずころ、私はAIに文章を曞かせるのが嫌いだ。 それは『AIの文章には魂が宿っおいないから』ずいう粟神論のような理由ではない。それは...... - AIの力を借りなくおも『自己満足床』の高い文章を曞けるから - 文章は自身ず他者を盎接぀なぐむンタヌフェヌスであり、それをAIに任せたくないから - 文章を䜜成する過皋で埗られる副産物(知識の再構築・孊び・自己の再認識)を倱いたくないから - 自分の内面に集䞭し䜜業に没頭するこずで『幞犏感』や達成感を埗たいから 願わくば、昔からそのように育おおきた[[Minerva]]に察しお、魂を感じ取っおくれおいる方がこれを読み、共感しおくれたのであれば本望である。 > ![[Pasted image 20211006134633.png]] > *[[ゞョゞョの奇劙な冒険]] 第59巻より*