[[📒Articles]] > [[📒2024 Articles]] ![[2024-10-06.webp|cover-picture]] [[HHKB Studio]]の新モデル、『雪』についての簡易レビューです。 ## この1年間の歩み [[HHKB Studio]]の初期モデルである『墨』は今から1年弱前に発売されました。当時はあまり購入するつもりはなかったものの、紆余曲折あって購入し、そのときにも記事を書いています。 (この頃はまだAIで画像を作っていなかったんですね... 時代の速さを感じる...。) <div class="link-card"> <div class="link-card-header"> <img src="https://publish-01.obsidian.md/access/35d05cd1bf5cc500e11cc8ba57daaf88/favicon-64.png" class="link-card-site-icon"/> <span class="link-card-site-name">minerva.mamansoft.net</span> </div> <div class="link-card-body"> <div class="link-card-content"> <p class="link-card-title">📘一体どうして...私はHHKB Studioをポチってしまったのか?</p> <p class="link-card-description">2023/10/25にHHKBの最新シリーズであるHHKB Studioが発表されました。2~3日使ってみましたので、購入の経緯と購入後のレビューをご紹介します。</p> </div> <img src="https://publish-01.obsidian.md/access/35d05cd1bf5cc500e11cc8ba57daaf88/%F0%9F%93%98Articles/attachments/2023-10-28.jpg" class="link-card-image" /> </div> <a class="internal-link" data-href="📘Articles/📘一体どうして...私はHHKB Studioをポチってしまったのか?.md"></a> </div> %%[[📘一体どうして...私はHHKB Studioをポチってしまったのか?]]%% それから3ヶ月使い続けて以下のような記事を書きました。 <div class="link-card"> <div class="link-card-header"> <img src="https://publish-01.obsidian.md/access/35d05cd1bf5cc500e11cc8ba57daaf88/favicon-64.png" class="link-card-site-icon"/> <span class="link-card-site-name">minerva.mamansoft.net</span> </div> <div class="link-card-body"> <div class="link-card-content"> <p class="link-card-title">📘3ヶ月使ったHHKB StudioからHHKB Professional HYBRID Type-Sへ戻すことを本気で検討してみた</p> <p class="link-card-description">10年間静電容量方式のHHKBを使っていたのをHHKB Studioに移行してはや3ヶ月.. 再び静電容量方式のHHKBに戻すことを本気で検討した話。結論は如何に。</p> </div> <img src="https://publish-01.obsidian.md/access/35d05cd1bf5cc500e11cc8ba57daaf88/%F0%9F%93%98Articles/attachments/2024-01-21.webp" class="link-card-image" /> </div> <a class="internal-link" data-href="📘Articles/📘3ヶ月使ったHHKB StudioからHHKB Professional HYBRID Type-Sへ戻すことを本気で検討してみた.md"></a> </div> %%[[📘3ヶ月使ったHHKB StudioからHHKB Professional HYBRID Type-Sへ戻すことを本気で検討してみた]]%% この頃にはすっかり[[HHKB Studio]]の虜となり、もはや[[HHKB HYBRID Type-S]]に戻るという選択肢はありませんでしたが、それでも一部課題はありました。 - 無刻印じゃない - 通勤時に持ち運びが必要 しかし、同年の3月に[[HHKB Studio]]の無刻印キートップが発売され、1つ目の課題が解消します。最後に残るは持ち運び問題。もう1台買って家と会社にそれぞれ置いておけば解消ですが、『同じモノを2つ買うのもなんだかなあ... 持ち運びできなくはないし...』というモヤモヤがあり、購入には踏み切れていませんでした。 ## 10月2日 Coming soon... そんな折にこの動画が公式から公開されました。 ![](https://www.youtube.com/watch?v=6-D6LIOX2-Q) 明記はされていませんが、これはどう見ても[[HHKB Studio]]の雪モデル発売に間違いがない...!! というわけで10月2日公式サイトをはっていたところ、昼過ぎくらいに予想通りの情報が公開となったわけです。 <div class="link-card"> <div class="link-card-header"> <img src="https://prtimes.jp/common/v4.1/images/html/favicon/favicon-24x24.png" class="link-card-site-icon"/> <span class="link-card-site-name">prtimes.jp</span> </div> <div class="link-card-body"> <div class="link-card-content"> <p class="link-card-title">HHKB Studio新色「雪」を販売開始</p> <p class="link-card-description">株式会社PFUのプレスリリース(2024年10月2日 13時30分)HHKB Studio新色「雪」を販売開始</p> </div> <img src="https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53253/115/53253-115-a47c69ca5311d004b7d354b0164663e8-3152x1120.jpg?format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&width=2400&height=1260" class="link-card-image" /> </div> <a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000053253.html"></a> </div> [[HHKB Studio]]が初めて発売されたときは一瞬で品切れになり、その後も追加購入が困難だったこともあり、今回もそんな気がしていの一番に公式ショップから購入しました。もちろん無刻印キートップも併せて購入しました。 > [!negative] ただ #2024/10/06 時点でもAmazonで日本語/US配列共に在庫ありますので、こんな焦って購入しなくてよかったかもしれません...。 ## レビュー それではここから簡易レビューに入っていきます。[[HHKB Studio]]自体のレビューは先に紹介した記事をご覧いただいた方がいいので、あくまで雪について、そして墨との違いにフォーカスしていきます。 ### 見た目 今回はカラーリングの違いなので、どうしても見た目がメインとなります。いくつか撮影した写真を紹介します。 ![[2024-10-06_1.webp|frame]] *開封直後の本体* 黒色ではなくクールグレー印字のキートップ、そしてアルファベットのみが中央に刻印されているデザインです。[[HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/雪]]を購入したときは、黒の刻印がちょっと格好悪かったので迷わず無刻印にしましたが、今回の印字はなかなかクールです。無刻印キートップを購入しておきながら、『これ、無刻印にしないのもありなのでは....』と少しの間考えてしまったりしました。 ![[2024-10-06_2.webp|frame]] *HHKB Studio 雪 と 墨 の比較 (墨は無刻印)* 試しに1~2時間くらい無刻印化せずに使っていましたが、やはり刻印は気になってしまいます...。この辺の拘りについては以下の記事をご覧いただければと。 <div class="link-card"> <div class="link-card-header"> <img src="https://publish-01.obsidian.md/access/35d05cd1bf5cc500e11cc8ba57daaf88/favicon-64.png" class="link-card-site-icon"/> <span class="link-card-site-name">minerva.mamansoft.net</span> </div> <div class="link-card-body"> <div class="link-card-content"> <p class="link-card-title">📘10年越しの無刻印キーボードは何をもたらしてくれたのか?</p> <p class="link-card-description">人はなぜ無刻印キーボードなどという非効率なモノを使うのでしょうか? 少なくとも2年前の私にはその答えが分かりませんでした。 カッコイイから? オシャレだから?</p> </div> <img src="https://publish-01.obsidian.md/access/35d05cd1bf5cc500e11cc8ba57daaf88/%F0%9F%93%98Articles/attachments/2023-09-06.jpg" class="link-card-image" /> </div> <a class="internal-link" data-href="📘Articles/📘10年越しの無刻印キーボードは何をもたらしてくれたのか?.md"></a> </div> %%[[📘10年越しの無刻印キーボードは何をもたらしてくれたのか?]]%% ### 無刻印化 というわけで無刻印化しました。とりあえずキートップをすべて外すとこんな感じです。[[HHKB HYBRID Type-S]]と[[HHKB Studio]]の墨モデルでもやってますし、1年に1回はキートップをすべて外して中を掃除しているため、慣れたものです。 ![[2024-10-06_3.webp|frame]] *キートップをすべて外した状態* 『刻印の方が格好良かったらどうしよう...』と少し不安な気持ちを抱えつつ一通り付け替えました。そんな思いは杞憂でしたね。やはり無刻印はクールで格好イイ! ![[2024-10-06.webp|frame]] *無刻印キートップに付け替えた雪モデル* 墨モデルと並べるとこんな感じです。墨モデルは刻印がほぼ見えなかったので、あまり無刻印化された気分になれませんでしたが、雪のクールグレーは視認できていたので無刻印になった時間が湧きました。 ![[2024-10-06_4.webp|frame]] *無刻印同士での墨と雪を並べてみた* というわけで見た目は概ね満足です。サイドの方が銀色になっていて雪感が減っているんでは...というのもありますが、使用しているときは銀色部分は見えないので案外気になりません。 ### 操作感 ソフトウェアなどは墨と同じなので割愛しますが、タイプ感については少し墨との違いを感じました。大きく2点。 - 手触りが違う - 雪の方がタイプ感が重く感じる 手触りについては、今までの[[HHKB]]シリーズでも差分があったので、今回もそれと同じような感じです。カラーモデルによるタイプ感の違いはあまり共感してもらえないのですが、確かに違いが存在すると私は信じています。 あと、墨よりも雪の方がタイプしていて固く重く疲れる気がします。ただ、これは気のせいかもしれませんし、以下のような要因かもしれません。 - ロットの違い - キートップ押し込み時のハマリ具合の違い - タイプされた回数・時間の違い 墨は1年近く使い続けているモデルであるため、恐らく何万回というオーダーでキーを押していると思います。それだけ押せば、キートップのフィット具合にも変化が生じたりするのかなと。雪はまだ全然使っていないため、動きにスムーズさがなかったり、キーの押し込みに必要な力が大きかったりするのかもと思いました。 この記事を書いているときも、`J` `K` といったキーの動きが悪かったのですが、強い力で何度か打鍵したところ、以降は先ほどよりもスムーズに入力できるようになった気がします。なので、使っていれば同じくらいの力加減に落ち着くのではと期待しています。 ## まとめ [[HHKB Studio]]の新モデル、『雪』についての半日ほど使った上で簡単なレビューをしました。 もともと職場では、[[HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/雪]]を使っていたので、[[パームレスト]]なども白に統一していました。しかし、[[HHKB Studio]] 墨の発売により、見た目もよりも機能性を優先し、自宅・職場の持ち運びという落としどころで1年弱を過ごしてきました。 このたび雪モデルの発売により、それらのモヤモヤを一層できるという点、とても嬉しく思います。白色で至高のキーボードをお探しの方にはオススメの一品ではないでしょうか。