[[📒Articles]] > [[📒2023 Articles]] ![[2023-01-04.jpg|cover-picture]] 新年早々ネタっぽいタイトルですが、中身は[[FlexScan EV3895]]と[[LX デスクマウント モニターアーム]]のレビューになっています。前半は物語調になっていますが、興味のない方は[[#FlexScan EV3895]]のセクションからお読みください。 ## プロローグ 時は1ヶ月ほど前に遡る。 2022年もあと少し、12月に入ろうとする最中、タダシは前からずっと気になっていたスタンディングデスクの購入を決めた。 ![[Pasted image 20230104091208.jpg|frame-verticle]] *[[Bauhutte スタンディングデスク 木目 BHD-700-WD]]* 1ヶ月ほど使用してみたが悪くない。人間は気分屋だ。座って作業をしたいときもあれば、立って作業をしたいときもある。そんなときでも今までは座って作業をするしかなかった。そこに、『立って作業をしたいなら立てばいい』という選択肢ができたのは素晴らしいことだ。 だが、事はそう単純ではない。たしかに立って作業をしたいときはある。が、邪魔するのだ。生産性の低下という罠が..!! [[📗マルチディスプレイの限界を攻める]]でも紹介したが、タダシが普段作業している環境の合計解像度は11366400だ。画面数は4、論理画面数は5だ。 ![[Pasted image 20210822182016.png|frame]] *2021年8月時点におけるタダシのモニタ環境* スタンディングデスクで作業をするということは、解像度が上記1のモニタのみ(ノートPC)になることを意味する。解像度は2073600。単純計算で5.5倍の作業効率低下になる。 ## 外部モニタという選択肢 ともなれば、スタンディングデスクに外部モニタを設置したいと思う。それは当然。せっかくなので、デスク横幅いっぱいの大きなモニタにしたい。現行のメインモニタが27インチだから最低でもそれくらい。スペースが許すなら30インチを超えてもいい。 <div class="link-card"> <div class="link-card-header"> <img src="https://www.amazon.co.jp/favicon.ico" class="link-card-site-icon"/> <span class="link-card-site-name">www.amazon.co.jp</span> </div> <div class="link-card-body"> <div class="link-card-content"> <div> <p class="link-card-title">Amazon | EIZO FlexScan 31.5インチ ディスプレイ モニター フレームレス 4K UHD IPS USBType-C HDMI DisplayPort 5年保証 EV3285-BK | EIZO | ディスプレイ 通販</p> </div> <div class="link-card-description"> EIZO FlexScan 31.5インチ ディスプレイ モニター フレームレス 4K UHD IPS USBType-C HDMI DisplayPort 5年保証 EV3285-BKがディスプレイ... </div> </div> <img src="https://m.media-amazon.com/images/I/61hNX7Y9RQL._AC_SX450_.jpg" class="link-card-image" /> </div> <a href="https://www.amazon.co.jp/EIZO-FlexScan-USBType-C-DisplayPort-EV3285-BK/dp/B07D58QQ9N/ref=asc_df_B07D58QQ9N/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=280403637594&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=14080922360283092922&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=1028851&hvtargid=pla-492862395780&th=1"></a> </div> 最初に目に留まったのがこれだ。横幅は71.74cm。スタンディングデスクが70cmだからジャストサイズ..!! 31.5インチで4Kは文字が読めるか心配だが、4K試したことがなかったので実感するチャンスかもしれない... 最悪文字のサイズを150%にすれば済む話だ。2560よりも4Kの150%の方が綺麗という風の噂もある... 真偽は定かではないが...。 一見、落としどころとしては妥当に見えるかもしれないが、妙に引っかかる。価格も14万強と、得られる環境とワクワク感に対して割高ではないだろうか。目は大事にしたいので[[EIZO]]製モニタは譲れないが... にしてもだ。 ## ハンチョウとの再会 葛藤を続けながら、手は無意識に[[Amazon]]のサイトを下へとスクロールしていく。すると、ある製品がサジェストされた。 <div class="link-card"> <div class="link-card-header"> <img src="https://www.amazon.co.jp/favicon.ico" class="link-card-site-icon"/> <span class="link-card-site-name">www.amazon.co.jp</span> </div> <div class="link-card-body"> <div class="link-card-content"> <div> <p class="link-card-title">１日外出録ハンチョウ（１４） (ヤングマガジンコミックス) | 上原求, 新井和也, 萩原天晴, 福本伸行 | 青年マンガ | Kindleストア | Amazon</p> </div> <div class="link-card-description"> Amazonで上原求, 新井和也, 萩原天晴, 福本伸行の１日外出録ハンチョウ（１４） (ヤングマガジンコミックス)。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、Kindleおよび... </div> </div> <img src="https://m.media-amazon.com/images/I/51QQNUdBdxL._SY346_.jpg" class="link-card-image" /> </div> <a href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0BG56MQVX?ref_=dbs_p_pwh_rwt_anx_cl_4&storeType=ebooks"></a> </div> [[賭博破戒録カイジ]]に登場する大槻班長を主人公にしたスピンオフ漫画。コロナ禍になる前、半年に1度開催していた麻雀合宿では、必ず景品の1つとして盛り込んでいた漫画だ。その関係で6巻までは読了済だったが、7巻以降はノータッチだった。その間、ハンチョウは淡々と連載され、遂には14巻にも至ったわけだ。 そんなハンチョウが、ふと私の耳元で囁くのだ。 ---- ![[Pasted image 20230104101754.png|frame]] *[[賭博破戒録カイジ]] 1巻より引用* **タダシ** 『じゃあ...... このEIZO FlexScan 31.5インチ 4K UHD IPS......』 **ハンチョウ** 『嘘をついちゃいけない....!』 **タダシ** 『え....?』 **ハンチョウ** 『フフ...... へただなあ タダシくん』 **タダシ** 『はあ....?』 **ハンチョウ** 『へたっぴさ........!』 ![[Pasted image 20230104102116.png|frame]] *[[賭博破戒録カイジ]] 1巻より引用* **ハンチョウ** 『欲望の解放のさせ方がへた.... タダシくんが本当に欲しいのは...』 **ハンチョウ** 『[[FlexScan EV3895]] (こっち) ......! これをスタンディングデスクの上で....』 **ハンチョウ** 『コックピットみたいにしてさ...... [[LX デスクマウント モニターアーム]]で吊るしたい......! だろ....?』 ---- その後の結末は原作の通りだ。恐るべし[[Amazon]]のサジェスト...!! 悪魔的......!!! <div class="link-card"> <div class="link-card-header"> <img src="https://www.amazon.co.jp/favicon.ico" class="link-card-site-icon"/> <span class="link-card-site-name">www.amazon.co.jp</span> </div> <div class="link-card-body"> <div class="link-card-content"> <div> <p class="link-card-title">賭博破戒録 カイジ　１ | 福本 伸行 | マンガ | Kindleストア | Amazon</p> </div> <div class="link-card-description"> Amazonで福本 伸行の賭博破戒録 カイジ　１。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、KindleおよびFire端末、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末でもお楽しみ... </div> </div> <img src="https://m.media-amazon.com/images/I/51KvGFoP7dL._SY346_.jpg" class="link-card-image" /> </div> <a href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00E3RFQOQ?storeType=ebooks"></a> </div> 物語はここで終わり... ここからは通常のレビューに入ります。結局、以前から気になっていたが、スペースや手間の関係で敬遠していた[[FlexScan EV3895]]と[[LX デスクマウント モニターアーム]]を購入しました。 ## [[FlexScan EV3895]] [[FlexScan EV3895]]は[[EIZO]]初のウルトラワイドモニタであり曲面ディスプレイです。 <div class="link-card"> <div class="link-card-header"> <img src="https://www.eizo.co.jp/common/images/favicon.ico" class="link-card-site-icon"/> <span class="link-card-site-name">www.eizo.co.jp</span> </div> <div class="link-card-body"> <div class="link-card-content"> <div> <p class="link-card-title">FlexScan EV3895 | EIZO株式会社</p> </div> <div class="link-card-description"> EIZO製品情報。コンピュータモニターなどの各種映像関連 機器紹介、ビジネスソリューション、ニュース、サポート、EIZO オンライン ショッピング、用語解説、会社情報など </div> </div> <img src="https://www.eizo.co.jp/products/lcd/ev3895/product_photo_01.png" class="link-card-image" /> </div> <a href="https://www.eizo.co.jp/products/lcd/ev3895/"></a> </div> ### 設置場所の検討 スタンディングデスクより横幅も広く、特に奥行きが心配だったところ、公式サイトでARによる設置シミュレーションがありました。 ![[Pasted image 20230104104102.png|frame]] *[FlexScan EV3895 \| EIZO株式会社](https://www.eizo.co.jp/products/lcd/ev3895/)より* アプリのインストールなども不要だったので早速試してみることに。スマホごしでの確認はもちろんのこと、写真の撮影も可能です。 ![[Pasted image 20230104104524.jpg|frame-verticle]] *[[FlexScan EV3895]]をARで試し置きした写真* 様々な角度に対応しているのは凄いですね。こういう設置シミュレーションでARを使ったサービスの中で一番しっくりくるなと感じます。 ![[Pasted image 20230104104804.jpg|frame-verticle]] ![[Pasted image 20230104104847.jpg|frame-verticle]] ### 製品の設置 しばらくして製品が届きました。段ボールがデカイ、重い..!! という口コミを沢山見ていたので覚悟はしていましたが、噂通りでした。 ![[Pasted image 20230104105157.jpg|frame]] *[[FlexScan EV3895]]の梱包段ボールと[[みたらし]]と[[ヒョウスケ]]* モニタの大きさはほぼ段ボールのまんまです。2人で作業した方がいいと言われている通り、1人では結構大変でしたが、もちろん不可能ではありません。気合は入れた方がいいと思います。怪我します。 ちょっと曲がってしまいましたが設置完了です。 ![[Pasted image 20230104105533.jpg|frame-verticle]] *スタンディングデスクで[[FlexScan EV3895]]と一緒に[[尊師スタイル]]* ARの設置シミュレーションとほぼ同じで素晴らしいですね。 ### 感想 [[FlexScan EV3895]]は[[EIZO]]初のウルトラワイドモニタ/湾曲ディスプレイということもあり、品質面で少し不安はありました...がそこは[[EIZO]]、少なくとも今のところ大きく気になる点はありませんでした。 #### モードと明るさ モードはペーパーモードで、ブライトネスをデフォルトの49から55に上げています。普段の環境では低い値([[FlexScan EV2730Q]]だと10)にしていますが、スタンディングデスクのせいか、蛍光灯に近いのもあり、普段の環境よりディスプレイ周りが明るく感じたからです。 #### 少し映り込む [[ノングレア]]液晶ですが、若干映り込みがあります。自分の顔と肌の色、髪型、顔のパーツまで識別できます。少し曇った鏡みたいなイメージ。映り込みが嫌いな方は、現物で黒背景時の映り込み具合を確認した方がいいかもしれません。 #### ケーブルは[[USB Type-C]] 1本でOK モニタにつなぐケーブルは[[USB Type-C]] 1本でOKでした。PCは[[New Precision 5470]]ですが、給電もこれ1本で賄ってくれます。PCによっては電力不足の警告が表示されますが、そのまま使い続けても問題ありませんでした。今のところ。 PCを移動してケーブルを繋ぎなおすという動作は、地味にコストがかかるので喜ばしいことです。現時点だと、モニタ以外にも[[HHKB]]の接続や[[尊師スタイル]]の準備など、移動に伴って行う作業はいくつかあります。作業の総量が減るのは嬉しいですね。 #### 曲面は心地よい 以前にFullHD 32インチの曲面ディスプレイをゲーム用に購入しました。そのとき試しにパソコンを繋いで作業してみたときは、湾曲が気になって作業にならなかったことを覚えています。画面サイズの割に解像度が低すぎたのか、曲面ディスプレイがそもそも肌にあわなかったのか、慣れの問題だったのか... 今となっては分かりません。 しかし、[[FlexScan EV3895]]の曲面ディスプレイは心地よいです。見にくいということはなく、むしろ公式で述べられているように、首をあまり動かさなくても端が見えるため使いやすい。もちろん、ディスプレイが湾曲しているという感覚はあります。ただ、不快ではなく、むしろ慣れるとむしろ心地よく感じます。ロボットのコックピットみたいな感じ。普段とは異なる集中力のスイッチが入りますね。 #### 文字のサイズ [[FlexScan EV3895]]は4Kですが、37.5インチと大きいこともあり文字は見やすいです。普段メインで使っている[[FlexScan EV2780]]や[[FlexScan EV2730Q]]よりも見やすいと思います。 解像度を下げたり、テキストサイズを大きくしたりすることもできますが、いずれも画面が全体的にぼやけたり、サイズのアンバランスさで目が疲れる要因になります。目の優しさを求めて[[EIZO]]のモニタを購入したのに、そのようなことが必要になっては本末転倒でしょう。 #### ウィンドウサイズ ウィンドウサイズは以下の3通りを使い分けています。 - フルスクリーン - 2560 x 1440 を中央に1つ - 1920 x 1440 を横に2つ並べる フルスクリーンは3840もの解像度になり、ツールによっては使いにくくなるでしょう。首を動かさなくても把握できる視野角としては2560が限界なので、必要なければ2560 x 1440のウィンドウを中央に1つ配置して使っています。 複数のウィンドウを同時に表示したいときは、1920 x 1440を2つ並べます。ほとんどの場合、1920 x 1440もの領域があれば快適です。横に3つ並べたり、半分と縦に2等分したりと、他の戦略もあるでしょう。ただ、今のところは先の3つの戦略で事足りています。 ウィンドウの切り替えは[[AutoHotkey]]を使っています。 <div class="link-card"> <div class="link-card-header"> <img src="https://github.githubassets.com/favicons/favicon.svg" class="link-card-site-icon"/> <span class="link-card-site-name">GitHub</span> </div> <div class="link-card-body"> <div class="link-card-content"> <div> <p class="link-card-title">GitHub - tadashi-aikawa/spinal-reflex-bindings-template: This repository is the Autohotkey KeyCustomized Project which is applicable to only mine.</p> </div> <div class="link-card-description"> This repository is the Autohotkey KeyCustomized Project which is applicable to only mine. - GitHub ... </div> </div> <img src="https://opengraph.githubassets.com/d2e25f4153fafc9f1bb60875179e414a7fc34f1fdf92da71bda692a1141ce3d0/tadashi-aikawa/spinal-reflex-bindings-template" class="link-card-image" /> </div> <a href="https://github.com/tadashi-aikawa/spinal-reflex-bindings-template"></a> </div> ## [[LX デスクマウント モニターアーム]] 通常のレビューならここでまとめるところですが、今回は2本立てのため、まだ続きます。次はモニタアームの[[LX デスクマウント モニターアーム]]です。 <div class="link-card"> <div class="link-card-header"> <img src="https://www.ergotron.com/favicon-32x32.png?v=20190101" class="link-card-site-icon"/> <span class="link-card-site-name">www.ergotron.com</span> </div> <div class="link-card-body"> <div class="link-card-content"> <div> <p class="link-card-title"> LX デスクマウントアーム | エルゴトロン </p> </div> <div class="link-card-description"> LXデスクモニターアームを使用して、あなたに最適なビューを見つけ、机上スペースを節約し、最も生産性の高いご自身を発見してください。 </div> </div> <img src="https://media.ergotron.com/reserved/parts/889894728951.main-560x500.jpg" class="link-card-image" /> </div> <a href="https://www.ergotron.com/ja-jp/%E8%A3%BD%E5%93%81/%E8%A3%BD%E5%93%81%E8%A9%B3%E7%B4%B0/45-241#?%E8%89%B2=%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88&attachment%20option=2-Piece%20Clamp&buynow=0"></a> </div> [[ergotron]]の上記製品を選んだのは、[[FlexScan EV3895]]を購入した人が皆購入していたからです。[[FlexScan EV3895]]のモニタ部分重量は9.5kgと重く、通常のモニタアームでは耐荷重を超えてしまう製品が多いとのこと。[[LX デスクマウント モニターアーム]]は11.3kgまで耐えられることが決め手となっているようです。 メインデスクである[[LION DeivelaシリーズのL字デスク]]にマウントして、スタンディングデスクまで伸ばそうとしたので、ロングポールモデルを購入しましたが、結局長さが足りずでした。 ### 組み立て モニタアームを使うのは初めてだったので、説明書とにらめっこしながら3時間くらいかかりました...が慣れれば10分くらいで終わる気がしています。実際にハマったポイントをいくつか紹介します。 > [!hint] 公式動画について > これらのハマりポイントは[公式サイト](https://www.ergotron.com/ja-jp/%E8%A3%BD%E5%93%81/%E8%A3%BD%E5%93%81%E8%A9%B3%E7%B4%B0/45-241)の`ビデオ`タブに掲載された動画で分かりやすく説明されていました。そちらの閲覧を推奨します。 #### モニタ装着前に調整しようとしてしまった モニタを装着してから位置を調整するのは大変そうだと思ったため、はじめは==モニタを装着せずに各パーツの角度調整をしよう==としました。(説明書ではモニタ装着後になっていた) ...が、これが大失敗...!!! そもそも==モニタを装着していないとパーツはビクとも動かない==んですね。これらはモニタの比重込みで快適に動作するよう調整されています。たかが人間一人の腕力でどうこうできることではなかったんですね...。 自分のやり方が間違っていると思い込み、[[YouTube]]で関連動画なども漁りましたが結局分からず...。妥協してモニタ装着後に動かしたらアッサリ動きました😅 #### デスクの中央に設置してしまった マウントの場所はデスク中央がバランスいいだろうと思って、デスクの中央に設置しました。これ自体、致命的な問題ではありません。中央にマウントしても、モニタを中央に配置することは可能です。 ...が、このポジションでは==奥行きが必要==になります。つまり、デスクで利用できる奥行きが狭くなります。アーム形状の都合でそのようになってしまうんですね。再現は面倒なので写真は載せませんが、ピンと来ない方は実際に試してみてください。 奥行きを活かすには、モニタを==中央からやや横にずらした位置へ配置する==必要があります。どれくらいずらすべきかはデスクの形状や奥行きの余裕によります。試行錯誤して、最適なポジションを探してみましょう。私の場合は以下のようになりました。 ![[Pasted image 20230104121232.jpg|frame-verticle]] *[[LX デスクマウント モニターアーム]]のマウントポジション* #### 上腕アームの調整方法がしばらく分からなかった 赤枠の部分です。何度モニタを上に押し上げても下がってきてしまい、説明書にはここの六角を調整しろと書かれています。 ![[Pasted image 20230104123412.jpg|frame]] *上腕アーム* ...が、説明書に記載されている六角は見当たりません。何度見てもその場所にネジはない。半ば諦めかけて、高く上げればロックしないかな? とダメ元でモニタを上げたときに気づきました。==モニタをある程度の高さに上げていないと、その六角... 六角への通り道が出現しないことに...!!!== 今一度説明書を読み返してみると、イメージ図が、モニタを上げてから調整する的な意味合いにもとれました。読解力が足りなかった😭 ### 感想 #### 作業スペースがCOOOOL!! モニタアーム最大の利点とも言われる作業スペースの確保について、しっかり恩恵を得られました。 ![[Pasted image 20230104123250.jpg|frame-verticle]] *[[FlexScan EV3895]]を[[LX デスクマウント モニターアーム]]で吊るし、[[HHKB]]を添えて* 実際には上記写真のようなポジションで作業はしていません。ノートPCに[[尊師スタイル]]でつないでいます。それだとモニタアーム部分が隠れてしまい、良さが伝わらなかったのでいじりました。 ただ、このすっきりポジションもいいですね...。非常にテンションが上がります。[[SlimBlade Pro Trackball]]が販売されるようになって、仕事用の[[SlimBlade Trackball]]が余ったら、[[HHKB]]と一緒にモニタ1枚で作業するのもアリかもしれません。 #### モニタアームすごい 10kg近くある非常に重い[[FlexScan EV3895]]を支える力、各部位で可動調整できそのまま固定できる仕組みに感動しました。もちろん、モニタアーム自体もそこそこの重量がありますが、3.4kgとモニタ重量の1/3強に過ぎません。なぜ支えられるのかが本当に不思議...逆に支えている[[Bauhutte スタンディングデスク 木目 BHD-700-WD]]が心配になります。 #### 作業していると少しモニタが揺れる これは[[FlexScan EV3895]]のせいでも[[LX デスクマウント モニターアーム]]のせいでもありません。[[Bauhutte スタンディングデスク 木目 BHD-700-WD]]の耐久力によるものだと思います。 もともとここまでガチな環境にするつもりはなかったので、それをスタンディングデスクに求めるのは酷でしょう。あまり振動を与えないよう静かに作業すれば問題ありませんので、これは次期になれると思います。普段使いの[[LION DeivelaシリーズのL字デスク]]が頑強すぎるだけです。 機会があれば[[LION DeivelaシリーズのL字デスク]]にマウントを移してみたいですが、モニタの高さをデスクの天板まで下げなければ厳しいと思います。ノートPCを[[尊師スタイル]]で使う必要がないフォーメーションにチェンジする機会があれば試してみたいですね。 ##### 2023-01-04 22:33 追記 揺れが気になって我慢できなかったので[[LION DeivelaシリーズのL字デスク]]へのマウントにチャレンジしてみました。 ![[Pasted image 20230104222841.jpg|frame]] *[[LX デスクマウント モニターアーム]]のマウント先を[[LION DeivelaシリーズのL字デスク]]へ変更したあとの配置* 写真をよく見ると分かりますが、デスクからギリギリ数cmだけ浮いています。これによって、==スタンディングデスクをいくら揺らしてもモニタは揺れない==ようになりました。これは言葉で説明する以上に快適...!!! また、前よりモニタ位置が下がったことにより作業がしやすくなったように思えます。位置は低いですが、やや上向きにしたので、少し目線を下げるだけで全体が見渡せます。標準時の目線がモニタ上部なのも、一般的なモニタ推奨位置としては良さそうとのことですし。 あとはスタンディングデスクの上がスッキリしましたね。モニタの高さ的にPCのモニタを使うのは難しそうなので、右側のメインデスク、[[LION DeivelaシリーズのL字デスク]]に避けました。 ![[Pasted image 20230104223129.jpg|frame-verticle]] *PC本体の[[LX デスクマウント モニターアーム]]のマウント箇所* 結果的にスタンディングデスクの上は[[HHKB]]だけになり、集中しやすい環境になったかなと思います。ただ、ポインティングデバイスなしだと流石にキツイので、トラックボールやタッチパッドのようなデバイスは必要です。画面の広さ的にもトラックボールの方がいいでしょうね。 ## 終わりに [[FlexScan EV3895]]と[[LX デスクマウント モニターアーム]]を購入し、[[Bauhutte スタンディングデスク 木目 BHD-700-WD]]に設置し、数日使用したレビューを書きました。 私は一般的に見ればモニタマニアだと思います。特に複数画面を使って[[プロダクティビティ]]を引き上げることにこだわりを感じています。 そんな私はもちろん以前からウルトラワイドモニタやモニタアームに興味がありました。ただ、スペースの都合やインターネット上の情報から、使わずして『自分には必要ないものである』と決めつけ、目を背けていたと思います。 ウルトラワイドモニタやモニタアームが正解であったかどうか、数日しか使用していない今は判断できません。ただ、間違いなくスタンディングデスクでの作業体験や[[プロダクティビティ]]は向上しています。この変化を気に、新しいスタイルが自分の中で確立するかもしれません。2023年のふりかえりとして、買ってよかったものに[[FlexScan EV3895]]と[[LX デスクマウント モニターアーム]]が挙がっていることを願ってやみません。 そして、新しいモノのチャレンジに迷っている方...!! もしいらっしゃれば、前半の名言と双璧をなす、ハンチョウもう1つの名言をお伝えして〆とさせていただきます。 ![[Pasted image 20230104125600.png|frame]] ![[Pasted image 20230104125619.png|frame]] *[[賭博破戒録カイジ]] 1巻より引用* 今年もよろしくお願いいたします！😆