[[📒Productivityを上げるために大切な100のこと]] No54. 🥉
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- メールやチャットを確認していたら、そこに記載されたドキュメントを読み続けていた..
- [[RSS]]で配信されるニュース一覧を眺めていたら、全く別のサイトで違うものを見ていた..
- スケジュールを立てるため状況を確認していたら、途中で違うことを始めていた..
誰しも一度はこのような事態に陥ったことがあるのではないだろうか。もちろん私もそうだ。
> スケジュールを立てるためにメールを確認していたら、プルリクエストの作成通知を発見し、一目見るだけのつもりが10分以上ソースコードを眺めてしまっていた..
というようなことが多々ある。
## 確認・リアクションと返信・熟読を分ける
脱線を防ぐため、私は確認・リアクションと返信を区別するようにしている。たとえば、[[Slack]]を==確認==するときは必要な未読通知をすべて眺める。
目安として10秒以内に必ず==リアクション・返信==できる場合はすぐに行う。
- リアクションで完結する投稿
- 例: 『ありがとうございます!』に対する👍など
- 一言返答すれば完結する投稿
- 例: 報告に対する『ありがとうございます!』など
例外として、==今すぐに対応することに大きな価値のあるもの==は速やかに対応する。製品やサービスのトラブルなど緊急なものだ。
その他のケースを考えると、以下のようなものだろう。
- 熟読が必要な投稿
- 例: 日報・確認依頼・質問 など
- 外部資料への[[URL]]が含まれる投稿
- 例: 情報共有など
- 折り返し返信がくる可能性のある投稿
- 例: 質問形式の返信
これは一旦タスク化しておき、あとでまとめて==リアクション・返信==する。緊急度によっては少し時間を置くこともある。
ただ、意志の力だけでこれらを遂行することは難しい。だから、システムの力を借りた方がいい。以前に紹介した[[📗今、この瞬間のために計測する]]技法は、この目的に対してうってつけだ。『今、自分は何をしているのか』を意識しながら集中力をも高める自分ならではの方法を模索してほしい。