[[📒Productivityを上げるために大切な100のこと]] No69. 🥉 ---- [[継続は力なり]]。この言葉を聞いたことのない人はあまりいないくらい有名な言葉だ。 素人が一夜にしてプロフェッショナルになることはほぼ不可能だが、日々の努力を積み重ねればいつかプロと呼ばれる領域に仲間入りできる。ただ、何の戦略もなく、プロになるまで続けられる人もまた稀だろう。常人であれば、途中でモチベーションが尽きてしまう。 ## 自分の実績を可視化する そんなときにまず大切なのは自身の実績を可視化することだ。可視化の仕方は事柄によるが、第3者にも伝わる表現や指標を使ったほうがいいだろう。 | 目的 | 可視化する指標 | | ----------------------- | ---------------------- | | ダイエット | 体重・体脂肪率 | | 調理速度UP | 献立・調理時間 | | [[Twitter]]で有名になる | いいね数・リツイート数 | 特に数字は有能だ。自分でも他人でも一目で分かる絶対的指標であり、グラフを使ったビジュアライズ、数値分析など、記録したあとの付加価値も大きい。そして、それらはモチベーションアップに大いに寄与する。 ## 以前の自分と比較する 実績の数値化は自身の能力にも近しい。その変化を少し以前の自分自身と比較して成長を実感するのだ。期間は日ごと、週ごと、月ごとなどパターンはある。モチベーションが下がりやすい場合は毎日比較したほうがいいだろう。ただ、日ごとに見えると一時的に数値が悪化するケースもあるので、そこは見極めが必要だ。たとえばダイエットなら週もしくは月単位の比較をオススメする。 ## 指標の選び方 可視化・比較をするにあたり抑えておきたいポイントが2点ある。 - 2つ以上の指標を選ぶ - **外部要因に左右されない指標**を少なくとも1つ選ぶ 上記の目的は一致している。モチベーションダウンを防ぐためだ。そして、モチベーションダウンの最たる原因は==指標が悪化すること==に他ならない。 指標を悪化するためになぜ上記のポイントが重要なのか。それぞれ以下のようになる。 - 指標が1つだとそれが悪化するとマイナスが確定するが、2つ以上だと1つでもプラスになれば少しポジティブになれる - 外部要因に左右されない指標は自身の努力を裏切らないため、マイナスになりにくい ### ダイエットのケース 通常、ダイエットの最終目的は**体重や体脂肪率を減らすこと**だろう。それなら、体重と体脂肪率だけを計測すればよいが、これらの数値には短期間の行動に対する成果が反映されないことがある。そのため、以下のように行動をセットにするといいだろう。 - 体重 (外部要因の影響を受ける) - 体脂肪率 (外部要因の影響を受ける) - 歩数 (行動が必ず伴う) ### [[Twitter]]のケース こちらも同じだ。いくらツイートの数を重ねても、素晴らしいツイートをしても、それがバズるかどうかは運による要素が大きい。そのため、以下のようにするといいだろう。 - いいね数 (外部要因の影響を受ける) - リツイート数 (外部要因の影響を受ける) - ツイート数 (行動が必ず伴う)