[[📒Productivityを上げるために大切な100のこと]] No17. 🥉
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学びは努力と時間の数に比例すると思ったことはないだろうか。残念ながらそんなことはない。
==[[努力した者が成功するとは限らない。しかし、成功する者は皆努力している。]]==
これはかの有名な[[ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン]]の言葉だ。努力をするのは最低条件であり、その先は努力の質や運に委ねられる。
## 学び方を学んでいるか
努力の質、すなわち学びの質を上げるには==学び方を学ぶ==必要がある。しかし、日本ではこの**学び方**を教えてもらえる機会は少ないのではないだろうか。私の場合、小中高はおろか、大学、そして社会人になってからも、学び方を教えてもらった記憶はほとんどない。
私は塾に行ったことがない[^1]が、多くの人は塾にお世話になったことだろう。塾ではテストで点をとるためのノウハウを最大限に指南してくれる。運良くそこで学び方を教えてもらったかもしれないが、与えられた膨大な問題をこなした人の方が多いのではないだろうか。それは**学ぶ方を学ぶ機会**を喪失させる。
ここでは私がオススメする2つの本を紹介する。
## [[ドラゴン桜]]/[[ドラゴン桜2]]
読むだけで学び方を学べるマンガ。作品は大学受験(東大受験)を扱っているが、大人が読んでも非常にタメになる。独学や仕事でも活かせる話が多い。
特にオススメは国語の先生(芥山先生/太宰府)の回。今まで雰囲気で国語を受けてきた人は衝撃を受けるだろう。仕事のコミュニケーションや[[コーチング]]で活用できる機会があるはずだ。
また、マンガであるため学ぶことや読書が苦手な人でもハードルが低い。はじめて読んだのは社会人になってしばらくしてからだが、高校生のときに読みたかった.. と思わせられた。
以下は芥山先生の名言。[[ドラゴン桜]] 5巻より。
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以下は太宰府先生の名言。[[ドラゴン桜2]] 6巻より。
![[2021-06-13-2.jpg|smaller]]
## [[📚独学大全]]
本を読むのが得意な人であれば[[📚独学大全]]をオススメする。この本にはいかなる分野の人にも当てはまるであろう独学に必要な知識が網羅されている。かくいう私も読んでいる最中だ。非常にボリューミーであり、2021-06-13時点では半分も読めていない。
すべてを読もうとすると挫折してしまうため、興味がある章から読むといいだろう。どの章から読んでも進められるように構成されている。
## 自分にあった学び方を見つける
先に紹介した2つの本は個人的なオススメであり、あくまで一例だ。他にも色々な文献を読み、==実際に自分の身体で試したうえで自分にベストな学び方を模索してほしい==。ベストなそれを判断できるのは他ならぬ自分自身でしかないのだ。
[^1]: 正確には3ヶ月だけ塾に行ったことがある。しかし体質的にあわずやめてしまった。