[[📒Productivityを上げるために大切な100のこと]] No62. 🥈 ---- 人生にはどうしても重いタスクが発生して忙しくなる瞬間が存在する。そのようなときはつい、==それ以外のことを保留して、重いタスクのみに集中してしまいがち==だが、これは[[プロダクティビティ]]の面においてアンチパターンではないかと考えている。 ## [[レミニセンス]] [[レミニセンス]]とは、新しいものをインプットした直後より、一定時間経ってからの方が増加することがある現象のことだ。 <div class="link-card"> <div class="link-card-header"> <img src="https://ja.wikipedia.org/static/favicon/wikipedia.ico" class="link-card-site-icon"/> <span class="link-card-site-name">ja.wikipedia.org</span> </div> <div class="link-card-body"> <div class="link-card-content"> <div> <p class="link-card-title">レミニセンス - Wikipedia</p> </div> <div class="link-card-description"> </div> </div> </div> <a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9"></a> </div> 短期間に多くのことを詰め込めば詰め込むほど成長できる..というわけではなく、むしろ負荷をかけた後は計画的に脳を休憩させる方が望ましいというものだ。これは業務においても有効だと考えている。 ## 兼務がそれぞれの成果を高めるわけ 毎日朝から晩まで1つのことをやり続けるのは、[[レミニセンス]]の観点から言っても非効率だと思う。時間に比例して成果が保証される単純労働ならまだしも、頭脳労働をしている人は尚更だ。だから、適度の休憩が効果的なのだ。 一方、**同じことをやらない**という側面に注目すると、必ずしもそれは休憩である必要はないとも思っている。普段と違う頭の使い方をするような活動..それを挟めば[[レミニセンス]]の恩恵を受けられるのではないかと。 なので、業務をコントール可能であれば..、メインのタスクに力を置きつつ、[[レミニセンス]]を発生させるようなサブタスクのも効果的だろう。そのような兼務であれば、結果的にそれぞれの成果も高まるのではないだろうか。 1点注意がある。==切り替えすぎると[[マルチタスク]]の罠にはまる==ということだ。[[マルチタスクは効率が悪い]]という事実もあるため、自分にとって程よいバランスを模索していくことが大切である。