[[📒Productivityを上げるために大切な100のこと]] No32. 🥉
----
ふとしたことで作業を中断しなければいけないことがあるだろう。
- 『ちょっといいですか?』と声をかけられたとき
- 電話がかかってきたとき
- MTGの開始時間が近づいているとき
- ふとトイレに行きたくなったとき
ちょうど作業が終わったときであれば問題ないが、作業中に中断すると思い出して再開するコストが高くなる。
## 中断コストを最小限にする
中断コストを削減するには、再開したときに直前の状況を思い出せるようにすればいい。一番いいのは作業ログをつけることだ。作業中に考えたこと、やったこと、結果、次やろうとしていることを記録しておけば、いつ中断しても容易に再開できる。
しかし、普段作業ログを書いていない人がいきなりそれを始めるのはいささかハードルが高すぎるだろう。そのため、まずは **==中断の直前だけ==メモを書く** ということから始めてみてはどうだろうか。
## 1つだけ気を付けること
中断の直前だけメモをとるとき、1つだけ気をつけることがある。**『ちょっといいですか?』と言われたときは、==メモを書き終えるまで==『少しお待ちください』と伝えること**だ。
いきなり声をかけられると、思っている以上にこのアクションが難しい。どうしても『はい。大丈夫です』と答えてしまう。[[📗今、この瞬間のために計測する]]ようタイマーを切り替えるだけでもなかなかできないと思う。
しかし、今やっていること/考えていることをメモするだけなら、大抵は10秒程度で終わる。急な電話などその10秒すら待てないとき以外は勇気を持って伝えよう。その方が声をかけた人にとっても嬉しいだろう。なぜなら、これから始まる話に脳のリソースを全力投球できるのだから。