[[📒Productivityを上げるために大切な100のこと]] No49. 🥈 ---- 『プロと素人の違いは何か?』 そう問われたときの私の答えは決まっている。 **『どんなに調子が悪いときでも、及第点を出せることだ』** と。 ## [[スランプ]]との付き合い方 [[📗スランプでも最低限の成果を出せるようにする]]するためにはいくつか条件がある。 1. 自分が[[スランプ]]であることを自覚できるか 2. [[スランプ]]を抜け出す兆しを把握できるか 3. 自力で[[スランプ]]を抜けられるか 認知して、離脱の戦略があり、遂行する能力があるかだ。しかし、モノによってはこの認知が思いの他難しかったりする。外から見ると明らかに調子が悪いはずなのに、本人だけが気付かないケースだ。 ## 自分の[[バロメーター]]を見つける 主観的になっては自身の状態を把握するのは難しい。なので、自分だけの[[バロメーター]]を探してみよう。たとえば、私の場合は以下をバロメーターにしている。 - COMと[[ぷよぷよ]]で対戦したときの戦績 - 身体に伴う痒みや乾燥 - 呼吸の不快さ いくら頭が冴えていると思っても、上記3つの[[バロメーター]]が不調を示しているのなら、事実としてそれを受け入れるようにしている。特に集中力とストレスに対してはかなり信頼できる指標だ。 ## 習慣で[[スランプ]]を脱出する 好きなタイミングで[[スランプ]]から脱出するのは非常に難しい。個人的には**これができるかできないかが、プロになれるかどうかの境界線だと思っている。** これに対する私のアプローチは単純だ。これまでと同様、記録を蓄積して復調の兆しとなった出来事を分析するのだ。 1. [[スランプ]]になったことを記録する 2. [[スランプ]]から脱出するまでに行ったことを記録する 3. [[スランプ]]を脱出したことを記録する かなりの確率で脱出できる行動があった場合、[[スランプ]]に陥ったとき無意識に実行できるよう習慣化するといい。そうすれば、人間の肉体のようにケガをしても無意識で自動修正する力が働く。これは[[スランプ]]というより、**小さな不調に対する方**が効果的かもしれない。 参考までに、私が3つ目に挙げた **『呼吸の不快さ』** という[[スランプ]]について、脱出する習慣は==音楽をかけること==だ。たとえ科学的には何の意味がなかったとしても、結果として状況が改善されるのであれば、[[プラシーボ効果]]として十分ではないだろうか。